こんにちは。
不登校から生きる力を育むコーチ 柴野あさぎです。
不登校からの再登校はとても勇気が必要ですよね。
娘は周りの視線を気にして、教室へ行くのにとても時間がかかる日もありました。
この記事では、不登校から再登校する時に感じた怖さをどのように対処していったのかをまとめました。
子どもの「怖い」にどう対応すれば分かりますので、ぜひ読んでみてくださいね。
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不登校からの再登校は怖い!親は気持ちに寄り添うのが◎!
娘が久しぶりに学校に再登校する前日は、すでに準備する段階で「学校が怖い、怖い~」と言っていました。
何が怖いのか聞いてみたところ、周りの視線や、学校で上手くいくかどうか、などが不安の原因でした。
最初のうちは、「怖くない、怖くないよ~!大丈夫だよ~!」と励ましていましたが、
「怖くない」は逆効果になっている事に気付きました。
「そうなんだ、今は怖いんだね。」と寄り添ってあげると、娘は落ち着きました。
そして、学校のいいイメージ(給食や先生、好きな授業)の話をして、気を紛らわました。
そして、「怖い」以外にも「無理」「できない」など、否定的な言葉を使うと、脳の動きが悪くなってしまう事が分かりました。
再登校した後に注意したいこと
登校するぞ!となっても翌日になったら、「やっぱり今日はお休みしたい」となる事もありました。
当日になって、やっぱり不安になったり、いろいろプレッシャーもありますよね。
そんな時は子どもの気持ちに寄り添って、無理やり行かせる事がないようにしました。
子どもの意思を尊重して、「行きたい」と思ったと時に背中を推せるのが、一番いいタイミングです。
ただ、何が不安だったのか?などは聞いてみて、こちらで対策が取れれば、不安を取り除くようにしました。
娘の場合は、算数についていけるか心配、進行中の授業に途中から入るのは不安、などがありました。
一喜一憂せず、その時は家で進められることや準備をして、次のタイミングに備えましょう!
不登校復帰初日はどうだった?【兄弟の場合】
我が家の不登校から再登校の様子をまとめました。
兄の場合
兄の場合は、修学旅行を1か月後に控えたあたりから、短時間ですが教室に行けるようになっていきました。
兄の場合は、明日は行く!と決めたら、「怖い」とかはなく、すんなり教室に再登校ができました。
ただ、それまでに運動会の見学や、別室登校など、積み重ねがあったからだと思います。
妹の場合
妹の場合は、教室に行く日もあれば、別室登校の日もあり、カスタマイズをして登校していました。
不定期なリズムでの登校だったため、久しぶりに教室に向かう際には、不安で「怖い」という気持ちがありました。
今日は教室に行く!と決めた日も、「怖い」気持ちがなかなか払えず、学校の門で泣き出してしまい家へ引き返すこともありました。
ですが、翌日は担任の先生に玄関ま出迎えに来てもらい、先生と一緒に教室へ行くことができました!
無理やり学校に行かせるのはNGです。
教室に入れなくても、
「ここまで来れたから、ちょっと成長しているね!がんばったよ」
「そういう日もあるよね。明日も挑戦してみよう!」
など行けなくても、その気持ちを受け止めてあげると、次の日も挑戦しやすかったです。
成長したところを褒め、先生にサポートしてもらいながら、教室登校に挑戦しました。
【まとめ】「怖い」気持ちに寄り添い、スモールステップで再登校
子どもが「怖いよ~!」と言った時は、「そうだね。学校に行くの勇気がいるよね。」「怖いよね。」
と気持ちに寄り添ってあげると、気持ちが落ち着きます。
「怖くないよ!大丈夫!」と言うと、逆効果なので気をつけてくださいね。
登校する前に不安があれば、事前に聞きだし、話し合って言語化するのもおススメです。
教室に入れなくても、挑戦できたことを認めて、無理せず次につなげていけるといいですね。
それでも、何回も挑戦してできなかったら、一旦お休みましょう。
まだ万全な状態ではないけれど、親や周りの期待に応えたくて、無理して行こうとしている時も
あるのです。
今は学校以外にもいろんな選択肢があります。
お子さんの心に余裕ができたら、その選択肢も含めて話し合えると、お子さんも行動しやすくなるかもしれません。
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