こんにちは!柴野あさぎです。
HSCとは、【繊細な子ども】や
「ひといちばい敏感な子」と呼ばれています。
刺激に敏感なため、疲れやすかったり、
落ち込みやすいことも。
もちろん、感性が豊かで、素晴らしい面も
持ち合わせています。
今回は、HSCの娘を持つ私の体験談を交えて、
私なりの対処法をお伝えします。

HSCとは
HSC(Highly Sensitive Child)とは、感受性がとても高く、外部の刺激に敏感な子どもたちを指します。
HSCは、通常の子どもたちと比較して、音や光、匂いなどの感覚的な刺激に強く反応します。
そのため、周りの人々や環境から受ける影響を強く感じやすいため、
他の子どもたちよりも、気配りや思慮深さが求められます。
つまり、他の子どもたちが平気で受け入れられるものでも、
HSCの子どもにとっては大きなストレスになってしまうこともあります。
HSCの特徴はDOESという基準がありますので、
下記でご紹介します。
HSCの子育てはどんなところに疲れる?【DOES】
HSCであるかどうかには、【DOES】という4つの基準があります。
HSCにはこの4つ面の全てが存在すると言われていますが、
人によって特徴の濃淡があると捉えてみてください。
HSCは、このDOESという面があるからこそ、感性が豊かであったり、物事に対して丁寧など、
素晴らしい点がたくさんあります。
しかし、周りに合わせなければいけない点では、
このDOESの特徴がネガティブに捉えられてしまうこともあります。
D:深く考えすぎる
HSCの子どもたちは、下記のように
「これでいいのかな?」「相手はどう思うかな?」「もし、〇〇になったらどうしよう…」など、
物事を深く考えすぎる傾向があります。
考えすぎるため行動が慎重になったり、ギリギリになって選択をやめる、
ということもあります。
失敗を恐れて行動しないことにもつながるので、
振り回されてしまうと、親が疲れる事があります。
O:過剰に刺激を受けやすい
HSCの子どもたちは、音や光、匂い、温度などの感覚的な刺激に敏感です。
そのため、普通の子どもたちが平気でいる環境でも、それに耐えられず、過剰に反応してしまうことがあります。
例えば、周りに人がたくさんいる状況や、眩しすぎる光、暑すぎる温度、湿度、触れた感覚など。
これに対応するために、親は常に子どもの環境に気を配らなければならず、
精神的に疲れてしまうことがあります。
そして、何の感覚に敏感になっているのか?子どもが言語化できないと、
我慢して疲れて、親にストレスをぶつけたりすることがあります。
E:全体的に感情反応が強く、特に共感力が高い
HSCの子どもは、他人の感情や気持ちを敏感に察する力を持っています。
しかし、その共感力が時に重荷となり、他人の悩みや問題に巻き込まれることもあります。
例えば、自分が怒られていないのに、ものすごく嫌な気持ちになる。
悲しいことがあると、何日間も引きずってしまう。。
など、普通の人だったら、そんなことで?と思うようなことでも
HSCにとっては、気持ちを処理するのに時間がかかったりします。
一人で気持ちを対処するのは難しいので、
ネガティブな気持ちを伝えてくることが、親には少し負担を感じられることも
あるかもしれません。
S:ささいな刺激を察知する
HSCの子どもは、まるで「感覚のセンサー」を持っているかのように、
周りの変化をいち早く察知する力があります。
たとえば、他人の表情や感情の変化、ちょっとした音や匂い、味の違いにも敏感で、
何気ないことでもすぐに反応してしまうんです。
これって一見「すごい!」と思うかもしれませんが、実は周りがどんどん情報で溢れている環境では、
HSCの子どもたちはその情報を受け止めるのにとても疲れやすくなります。
そのため、HSCの子どもは普通の子どもよりも長い睡眠を必要とすることが多く、
しっかり休息を取らないとエネルギーが回復しづらいんです。
HSCの子育てを上手く対応するには?対処法
親もゆっくり間を持つ 子どものペースを尊重する
HSCの子どもは物事を深く考える傾向があるため、
急かされると余計に不安やストレスを感じやすいです。
親が焦らず、子どものペースに合わせてゆっくり対話することが大切です。
子どもが考える前に、口出しをしない。沈黙のスキル!
子どもが意見を出すのを待ってみましょう。
じっくりと聞いてあげることで、子どもは安心感を感じ、自分の意見に対して自信を持つことができます。
落ち着いた環境作りを心掛ける
HSCの子どもは感覚的に非常に敏感です。
周りの音や光、匂いに敏感に反応するため、家庭内の環境が過度に刺激的だと疲れてしまいます。
そこで、落ち着いた環境を整えることが重要です。
例えば、うるさい音を減らしたり、イヤーマフを渡してみる。
リラックスできる照明を使用する。家族内のケンカを減らす。
子どもが安心できる静かなスペースを確保するなど、環境を工夫することで、
子どものストレスを減らすことができ、親子で安心できる時間が増えると思います。
感情の整理をサポートする
HSCの子どもは感情が強く反応しやすいため、その気持ちに寄り添うことが大切です。
子どもが何かで落ち込んでいるときや感情的になっているときは、
「気にしなくていいよ。」「もう大丈夫だよ!」と
自分の感覚を伝えるのではなく、「今は悲しい気持ちなんだね」など感情に共感してあげてください。
しっかりと耳を傾けてあげると、子どもは自分の気持ちを整理しやすくなります。
理解が難しい時は、「今は何があって、そんなに落ち込んでいるの?もしよかったら教えてもらえるかな?」
と聴いてみるのもよいです。
休む時間を多めにとる
HSCの子どもは周りの刺激を受け取りすぎて、非常に疲れやすいです。
日常生活の中で休む時間を多くとるよう心掛けてくださいね。
親の行きたいところに、HSCの体調や気持ちを理解せずに、振り回すのはNGです。
1日に何個も予定があることは、HSCにとっては負担があることです。
自分が好きなことであれば、大丈夫だと思いますが、他の人が決めたことに合わせるのは、
想像以上にエネルギーを使っている可能性があります。
対策としては、一人の時間や静かな時間の確保です。
本人が好む自己表現の時間を取る。(絵を描く、本を読む、音楽を演奏する、動画をみる、など)
子どもがエネルギーを溜める時間を多めに意識すると、
親子間のイライラが減ると思います。
HSCの幸せな育児には、親が境界線を引くこと
HSCの育児を幸せな時間にするためには、
・親のこうあるべきを子どもに押し付けないこと
・他の子どもと比べない事
が大切なポイントです。
例えば、親がアウトドア派でキャンプが好き。
野外活動は生きる力を育むし、
子どもに絶対にやってほしい!と感じていたとしても、
HSCの子どもは虫が嫌いだったり、外で眠る時に、虫や空気の音に敏感になってしまい
眠れない。。そんなギャップがあります。
だから、私は私、子どもは子ども、という感覚が大切です。
境界線を引く、ということです。
ここで、子どもに認めてもらえないと、
自分自身が否定されたようで悲しい、
落ち込んでしまう。
こんな状態が長く続き、お子さんとの関係が
悪化している場合は、
お子さんに依存してしまっている傾向があります。
お子さん以外に、自分の気持ちを出せるよう、
相談先を持ってみてくださいね。
まとめ【HSCの特性と対処法を理解して育児を楽しもう】
HSCの子どもは、感覚的に敏感なところがあるので、
他の人が気づかないところまで察知して、
配慮したり、考えたりできます。
それが強みであり、その一方で周りの空気を読みすぎて
疲れてしまう弱みにもなっています。
親子で疲れず楽しく育児をしていくには、
- HSCの特性を理解する
- HSCの子どものペースを尊重する
- 親の価値観や感覚を押し付けない
- 親と子の境界線を引く
- HSCの考える・表現・休む時間を多めにとる
この5点です!
HSCさんならではの、強みを伸ばし、弱みをカバーしていきましょう。
子どもに寄り添いすぎて疲れていませんか?
それ、自分を後回しにしているサイン!
モヤモヤしていること、一回書き出してみませんか?
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