【不登校の親の働き方】25人に聞いた!おすすめの仕事とリアルな体験談まとめ

こんにちは。「気付きの種をまく人」柴野あさぎです。

今回は、不登校のお子さんを持つ親御さんに、
仕事や働き方についてのリアルな声をお聞きしました。

最近では「不登校離職」なども社会問題になっており、
働くことと子どものサポートの両立に悩む親御さんは少なくありません。

この記事が、今後の働き方を考えるヒントや、
「うちだけじゃないんだ」と感じられる材料になれば嬉しいです。

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目次

不登校の親って、仕事どうしてるの?【アンケート結果】

アンケートでは、今の働き方やこれからについて、感じていることなどをお伺いしました。

今、お仕事はされていますか?(25人にききました)

結果は20人の方がフルタイムやパート、個人事業主など、
何かしら仕事をしている状況です。

5人の方が、「今は何もしていない」という回答でした。

子どもの不登校と仕事や働き方について感じていること

働いている方も、今は働いていない方も、子どもの不登校と仕事について
ご意見を伺いました。

仕事があったから「ちょうどよい距離感」で向き合えた

我が家は娘が小学校高学年になってから不登校になったので、
留守番も可能で仕事を辞めずに続けられました。

低学年のうちから不登校になっていたら
続けられなかったかもしれないと思います。
でも仕事があったからこそ、娘に対して過干渉にならずに済みました。

自分も娘と離れて忘れる時間ができて良かったと思います。
また金銭面でも仕事を辞めずに済んだことは大きかったと感じています。

これまでは専業主婦で子どもは生まれてからずっと母が側にいる生活でした。

お互いに子離れ、親離れの練習にもなって

仕事で外に出ていくことはうちは良かったです。
仕事中はそれだけに集中できたり、母より自分としての時間を持って
人間関係作りも出来るのは心のケア
にもなります。

仕事があることで、
◆母親の役割を休むことができる
◆誰かの役に立つことができる=貢献感が持てる
この二つがメンタル的に安定する要素になっていると感じます。

働き方を変えた・変えたい…子どもの変化とともに柔軟に

仕事は続けたいけど日中1人にさせてしまうのが辛く、やめようか考えています。
パートや在宅などが出来る職場、職種ではないため。

自分の持つ資格では、在宅勤務が出来なく…

もっと社会が不登校に対する理解があり、
在宅勤務も可能な資格の取り方や
情報共有出来る機関やサポートがあると…と考えます

お子さんが小さかったり、一緒に過ごしたい、という想いがある場合は、
働き方を柔軟に変えられると、親としては助かりますよね。

在宅ワークOKの職場もありますが、職種によっては、そもそも難しいことがあります。

私の市では、ハローワークや仕事を支援する機関で、キャリアカウンセリングや
資格取得できる講座などがありました
ので、
まずは市の広報などでチェックしてみるのもいいと思います。

在宅ワークに関する情報はブログの後半にまとめてあります。

子どもへの罪悪感はもたない!自分のペースで働く

正職員からパートに変わりたい、
夜勤のないとこに変わりたいと思った時期もあった。

今は、自分は働きたくて働いてるんだ、子どものサポートは、
それ以外の時間でできる範囲でするのでいいと割り切れるようになった。

・子どもが不登校になったときは

留守番も出来る年齢だったので特に困ることもなかったです。
最初のうちはどうして良いのかわからず、
気持ちの問題で休んだこともありました。
環境を変えず子どもと接する事が良いのではと思い、
必要以外休まず出勤していました。

働こうとすると、ふと湧いてくるのが、
「母親として、もっとできるんじゃないか…」
「子どもが家にいるのに、働いてもいいのかな…?」
そんな不安や、罪悪感、心配な気持ちかもしれません。

でも、もしお子さんが高学年で、

一緒に過ごすことを今はそれほど求めていないのなら、
親がずっと家にいることが、かえってプレッシャーになることもあります。

だからこそ、
「今できることに集中する」ことが大切。
自分のできる範囲でサポートすれば、十分なんです。

働いている自分に罪悪感を持たず、
「これが今の私にとって、ベストな選択なんだ」と思ってOK。

そして、もし子どもが「今はそばにいてほしい」と求めてきたら、
そのときはまた話し合って、新しい方法を一緒に考えたらいいと思います。
親子共に、変わりながら歩いていけば大丈夫です。

サポートと仕事のバランスを取るのが難しい

仕事と子ども、どっちも大事だからこそ葛藤する..という意見もあります。

親に言われて悩みました

子供が不登校になった当初は仕事に支障がでるほどショックでしたが、
辞めないで良かったとも思う反面(学費の事もあり)
不登校当初は私が仕事を辞めて子供の送迎等サポートに
撤しろと親に言われて悩みました。
今でもこれで良かったのか、、分からないです。

考える余裕がない感じです

仕事中でも子供のことが気になり集中できないことがありますが、
辞めて、ずっと子供と一緒に過ごすのも
見えすぎてストレスが溜まると思います。
フルタイムでしんどいこともありますが、
転職等、考える余裕もない感じです。

社会との接点がなくなりそうで不安

もっと家にいる時間を持った方がいいと感じるが、
在宅ワークになると私も社会との繋がりが薄くなり、
外の世界との接点がますますなくなりそうで不安

このように、「家にいたい」「でもそれもストレスになるかも」という相反する気持ち。
これは、“アンビバレント”と呼ばれる、正反対の気持ちを同時に持つ状態なんだそうです。

人間の感情って、0か100かでは割り切れないものですよね。
だからこそ、「50と50」「60と40」など、どちらも大切にできるバランスを探してみるのも、一つの方法。

迷うのは、それだけ本気で向き合っている証拠。
まずは、実際にいろんな働き方をしている
人の声を聞いてみるのもおすすめです😊

職場の理解はある?実際に働いている方の声

子どもが不登校になると、病院への付き添いや送迎、
時には放課後登校など、親の関わりがぐっと増えますよね。

「仕事、どうしよう…」「職場にどう伝えたらいい?」と悩む方も少なくありません。
今回は、実際に働いている親御さんたちに、
職場でどのようなサポートを受けているのか伺ってみました。

遅刻・早退・休暇に理解あり

遅刻・早退・休暇に対応してもらえる (多数の方)

急な予定に対応・比較的自由に有給取得できる

勤務スタイルの変更

年2回上司との面談があるので、子供の不登校の事も伝えられました。
後、週4日勤務で、有給休暇もあったから休み易かったです。
フルタイムでは厳しかったと思います。

状況により在宅ワークも可能

今まさに新学期で不安定になった&自分も休息が必要と感じたので
時間を減らしてもらっています。

休暇の取得

子供が登校しぶりを始めた頃から、長期で休みを貰っています。

また働けるような状況になるまで待ってくれるとのことで、
ありがたいです。今で3ヶ月程休ませてもらっています。

子どもの不登校という状況は、親にとっても心身に大きな影響を与えます。
無理をせず、職場と相談しながら「今できる働き方」
を模索している親御さんが多いことが分かりました。

自分と家族にとってちょうどいいペースを、大事にしていけたらいいですね。

仕事と不登校のサポートで葛藤する声も

職場のルールや雰囲気によっては、子どものサポートに柔軟に対応するのがむずかしい…
そんな声も少なくありません。

人が少ないため急に休むことが申し訳ない

シフトが1ヶ月単位で、急なことでもやすんでいいとなっているが、
人員が少ないので申し訳ない。
予定している事ばかりではないので、
結局減らしておくという選択肢になってしまっている。今後どう働くか課題。

勤務スタイル(在宅)の変更ができない

テストや行事のときなど行くまでをサポートして、時間休暇にして、
その前後は在宅にしたいが、なかなか出来ない。

拘束時間が長い

休みが元々少ない、拘束時間が長いので家にいる時間が短い。
締日前後は休めない。家から勤務先が遠いので何かあってもすぐに帰れない

休暇が取りにくい

とっさの休みはもらえないので、休みの時間じゃないと子どもへの対応ができない

職場の課題って、個人の力だけでは変えられないこともありますよね。
特に「人員不足」なんて、親のせいじゃないし…
それはもう経営側の問題です。

もちろん、こちらからできること(伝える・交渉する)をしてみるのも大事。
でも、それでも心や体に負担が大きくなってきたときは、
「今の働き方、見直すタイミングかも?」
と立ち止まってみることも、大切かもしれません。

いちばん大事なのは、あなたの心身の健康と、大切な人との時間だからです。

介護休暇を使いました!との声

子どもの不登校の対応に、介護休暇が適用される場合があることをご存じですか?

まだあまり知られていませんが、これから社会に広がっていく可能性がある制度だと思います。
知っておくだけでも、いざという時の選択肢になります。

こちらは、実際に介護休暇を使った方の体験談です。

フルタイムで働いてましたが、子供が不登校になり、母子分離不安や自傷行為もあり、
仕事中にも電話が頻繁にきたりして仕事に集中できなくなり辞めました。
職場には子供のことを話してあり、理解はありました。

介護休暇を使って3か月休ませてくれたりしたのですが、
子供の状況は変わらず結局一度辞める選択をしました。


不登校の子供を持つ親でも介護休暇とかそういう
休暇のシステムがもっとあればいいなと思います。

ただ介護休暇中は無給で、税金やら保険やら引かれる物は
通常なので経済的にはキツかったです。

不登校の子供を持つ親に支援などあればいいのにと思います。

介護休暇が使えた、という【前例】があること自体が大きな意味を持ちます。
「もしかしたら自分も使えるかもしれない」と思える方が増えるからです。

実際、医師の診断書があったり、
「日常的な付き添いや見守りが必要」と判断されると、
介護休業+給付金(給与の67%)が受けられたケースもあります。

もちろん、制度の運用は会社によって判断が分かれるところでもあります。

「こういう制度がある」「相談してみると変わることもある」
と知っておくだけでも、気持ちが少し楽になるかもしれませんね。

これから興味がある働き方は?在宅ワークについて

アンケートで「これから興味がある働き方はありますか?」と聞いたところ、
最も多かったのが在宅ワーク(12人)でした。

通勤の時間がなくなり、お昼ごはんを一緒に食べたり、
子どもと過ごす時間が増えるというのが大きなメリット。

子どものリズムに合わせながら、自分のやれる範囲で働ける
それが、今注目されている「在宅ワーク」の魅力なのかもしれません。

在宅ワークの3つのスタイル

① 業務委託(自分で仕事を請け負うスタイル)

企業や個人から仕事を受けて働きます。
たとえば、ライター、デザイナー、オンライン講師など。

② 雇用契約(在宅の会社員のようなスタイル)

企業に雇われ、契約条件にそって働きます。
在宅のコールセンターや事務サポートなど、安定した収入を得やすいのが特徴です。

③ 個人事業主(自分の商品やサービスを販売)

自分のスキルや経験を活かして、商品やサービスを提供します。
たとえば、noteでのコンテンツ販売、ハンドメイド作品、音声講座など。
自己完結できる働き方ですが、最初は準備が必要なこともあります。

「どれを選んだらいいの?」と迷ったら…

すでに「これなら教えられる」「発信してみたい」というテーマがある方は、
 ③の個人事業主スタイルからスタートしても◎。

「自分には何ができるかわからない」
 「まずはやってみたい」そんな方は、
 ①や②のような仕事から少しずつ経験してみるのもいいと思います。

今は、誰でもAIが使える時代になったため、
ライティングの在宅ワークは、減っている傾向にあると聞きます。

まずは在宅ワークを紹介してもらえるサイトに
登録して、「どんな仕事があるんだろう?」
と眺めてみるだけでも、
新しい世界が見えてくるかもしれません。

焦らず、今のあなたにできる一歩から始めてみてくださいね。

心と身体を休ませる(9人)

そして、心と身体を休ませたい、という方も9人いらっしゃいました。

もし、今の状況に限界を感じているとしたら
親自身も心と身体を休ませる時間が
大切だと感じます。

やはり、心が壊れてしまっては、
回復に時間がかかってしまうからです。

心や身体の苦しい声が聴こえた時は、
無視せずに、職場や家族に相談することから
始めてみてくださいね。

休むことは「逃げ」ではなく「立て直すための選択」です。
親が元気を取り戻すことが、
まわり回って、子どもの安心感にもつながります。

在宅ワークを探すのにおすすめのサイト


子どもが家にいる今、外に働きに出るのは難しい…。
でも少しでも収入がほしい、自分のスキルでできることはあるかな?

そんな時に探してみたいのが、「在宅ワークの求人」です。

ここでは、初心者でも応募できる案件がある3つのサイトをご紹介します。

✅ クラウドワークス

クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
データ入力・ライティング・アンケート・簡単なリサーチなど、
初心者向けの案件もたくさんあります。

パソコンがなくても、1回のみ、スマホでできる案件もあり、
在宅ワークが初めての方にも挑戦しやすいのが特徴です。

この働き方は、業務委託スタイルの在宅ワーク
「仕事の時間を自分で決めたい」「すき間時間に少しでも収入を得たい」
という方にはぴったりです。

▶クラウドワークスで在宅ワークを検索する【登録無料】



実は私も、最初クラウドワークスで案件を探してみたんですが…
「探すだけで疲れた…!」っていうのが正直なところ。

私の場合は、個人でのブログ発信を経て、
自分のスキルを活かしてサービスを提供しています。
今は子どもが成長し、送迎が減ったことから
リアルの仕事や雇用型の在宅ワークなど
チャレンジしていく予定です。

ママワークス

ママワークスは、子育て中のママ向けに特化した
在宅ワーク・求人サイトです。

在宅OKの事務サポートや記事作成、SNS運用など、
柔軟な働き方ができるお仕事がたくさん掲載されています。

「週3日だけ働きたい」「平日の午前中だけ」など、
ママのライフスタイルに合わせた条件で探せるのが大きな魅力。
企業側も「子育てママに理解のある会社」が多いので、安心して始めやすいサイトです。

▶ママワークスで在宅ワークを探す【登録無料】



インディード(Indeed)

インディードは、いろんな求人サイトの情報をまとめて検索できる求人検索サイトです。

正社員・パート・業務委託など、雇用形態もさまざまなので、
「自分に合った働き方」を比較しながら選べるのが魅力です。

実際に【在宅ワーク・未経験・業務委託】のキーワードで検索してみたところ、
約36,000件の求人がヒットしました!(2025年6月時点)

希望条件(例:週何日/時給/職種など)で絞り込むこともできます。

▶Indeedで在宅ワークを探してみる

在宅ワークで気をつけたいこと

どの求人サイトにも当てはまりますが、中には仕事ではなく、
仕事をするための利用料
など逆にこちらがお金を請求されるケースもあるそうです。

申し込む前には、

✔ 会社名をネットで検索する
✔ 評判や口コミをチェックする
✔ 初期費用を請求してくる会社はスルー

こんな風に、「信頼できる求人か?」を確認しながら使うのがポイントです。

スキマバイト・短期バイトもおすすめ

そして、在宅ワークだけでなく、スキマバイトもおすすめです。
長期契約の仕事は、こちらも身構えてしまいますが、短期のバイトなら気軽に申し込みできます。

実際にスキマバイトをした方の声です。

冬にスキマバイトを3ヶ月したんですけど、
前日応募でもOKで、すごく働きやすかった。

家から離れられるし、給料貰えるし、大人と会話できるし、
いいことずくしでした。

私の調子がいいと息子も調子よかったです。
なので、近所でいいスキマバイトがないか検索しています。

家族以外で人と交流を持つことは、メンタルの面でも安定します。

家以外にも複数の居場所を持っていることが、生きやすくなるコツだと思います。

もちろん、自分の価値観と合っている場所、信頼できる方がいる居場所ならなおさらです。

私自身も前日応募でスイカ農園のバイトをしましたが、とてもリフレッシュできました。

その体験談はnoteにまとめています▼
不登校の親って仕事どうしてる?【スイカ農園バイト、前日応募で意外と自由だった話】

40代主婦でも選ばなければ、仕事あります!

興味がある方はぜひindeedで【短期バイト】検索してみてくださいね!

【まとめ】状況にあった働き方・休むことができる社会に..!

子どもの不登校をきっかけに、働き方や暮らしを
見直したいと考える親御さんが増えています。

一人ひとりの状況に合った“柔軟な働き方”や、
“親自身が安心できる居場所”も、とても大切なことです。

ぜひ、みなさんの体験談から気付きがあれば、
行動に移してみてくださいね!

でも、「変わりたいけど、環境が変わるのが怖い」
そう感じる方も、きっと少なくないと思います。

そんなときは、無理に一気に変えようとせず、
少しずつ準備していくことをおすすめします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました🌱

学校復帰はゴールじゃない。

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