スダチの不登校支援の口コミは本当？私の体験談と復学後に気付いたこと

こんにちは！ 柴野あさぎです。

兄妹二人の不登校のサポートで精神的にすり減っていたところに、

不登校支援のスダチの無料・有料面談を実施しました。

この記事では、スダチの不登校支援の詳細と、復学した後に感じたことをお伝えします。

※利用したのは2021年11月です。

スダチはどんな運営をしているの？

株式会社スダチの代表は小川涼太郎氏です。

教育を通して、”巣から飛び立つ鳥のように、誰もが社会という大空へ羽ばたけるように”

という想いを込めているそうです。

スダチの不登校支援サービスの3つ特徴

スダチの不登校支援サービスは3つの特徴があります。

不登校の解決には、発達心理学と脳科学に基づいたスダチメソッド(プログラム)を実施します。

そのメソッドをZOOM面談で教えてもらえるので、オンラインで完結します。

子どもにスダチの話をする必要はありません。

【私の口コミ】スダチの不登校支援の無料相談を受けてみた感想

無料相談は1時間程でした。

ZOOMで面談ですが、こどもに話を聞かれたら気まずいので、別室でイヤホンはあった方がいいと思います。

我が家の不登校の状況は下記の様子でした。

最初に、こどもの状況や家族の関係などいろいろ質問があります。

そのあとスライドで不登校になってしまう要因や、具体的にどんな対応していくのか、お話があります。

無料面談のお話だけでも、子どもへの接し方や、改善するヒントが分かります。

一般的な不登校の対応は「見守りましょう」ですが、スダチの方法は「しっかり伝える」スタイルです。

無料相談は支援方法の全てを聞く事はできません。

実際にスダチメソッドをやってみたい場合は、別途2時間の有料相談に申し込みになります。

有料面談を申し込むかどうかはその場で聞かなくても大丈夫です。

スダチの不登校支援の口コミはどう？

スダチを利用した方の口コミは、スダチの公式HPに書かれています。

メソッドによって、復学できたり、生活が改善していった方は、その時は「やってよかった!!」と

感じるものです。（私もそうでした。。）

大切なのは、その後の親子関係や子どもの状態だと思います。

短期間の変化の口コミでは、一見いいように見えますが、

短期的に大きな変化をすると、リバウンドがあるんです!!

ダイエットと一緒です。

ですから、長期的にお子さんはどうなったのか？という

口コミがあるといいな、と私は思います。

スダチの不登校支援の費用

スダチのサービスの費用です。

• スダチの初回相談：０円
• 再登校面談：4万9,500円
• 伴走型再登校サポート：5万5,000円〜40万円

インターネットを通じた購入は、特定商取引法上の通信販売に該当し、クーリング・オフ制度が設けられていません。

そしてサービス内容が合わない、途中でやめたい場合でも、費用は戻ってきません。

じっくり検討する必要があります。

スダチの不登校支援で失敗はあるの？

スダチのHPでは、下記のように記載してあります。

「私たちの提案通り実施していただけた方は90%以上再登校できています。」

つまり、親の意思が弱いと、提案通りにできず、働きかけが中途半端になります。

そして、メソッドを続けることができない場合でも、

お金はかえってきません。親の自己責任です。

実際に方法を聞いて、

◆短期間で学校に行かせることが、本当に子どもにプラスになるのか？

◆子どもの気持ちを認めてきただろうか？家に居場所があるだろうか？

◆自分の受け入れられない焦りや不安を子どもに押し付けていないか？

ご自身でしっかり検討する必要があります。

復学はゴールじゃなかった！一喜一憂がめちゃ苦しい！

スダチの不登校支援は、子どもへの対応方法や声掛けを具体的に教えてもらえます。

ルールがあるので、しっかりやりきれば、3週間で再登校できるのも頷けました。

私は、メソッドのみで独自でやりましたが、兄はかなり早い段階で、

「学校に行くわ～」と言う発言が出ました。

家族みんなでルールを守る！ということを

やっていなかったので、これは本当に大切だと感じました。

（スダチのルールは合う合わないがあると思います。）

家のルール、というのは、

みんなの意見を聴きながら、時間がかかるけれど、

ぶつかりながらもその家らしい

ルールが話し合いで決まっていくのが理想だと、私は思います。

学校に行くことより大切なこと

しかし、私はメソッドはやりきれていません。

私が疲れちゃったからです。。子どもも疲れてました。。

ここまでして学校に行かせたいんだろうか？っていう

疑問もわいてきます。

そして、結局は

• 心と身体の安心感（元気）がある
• 意欲がある
• 環境が合っている（得意・苦手を理解している）

という根本的な問題が解決されていないければ、

すぐに疲れて、学校に通うことができなくなってしまいます。

実際に、うちは半年位して、学校が合わなかったのでお休みになりました。

さらに、思春期ともなれば、心は不安定になるものです。

家では、のんびりしたり、ホッとしたり、ゆっくり休みたいと思いませんか？

親の監視の目が光る中、子どもは休まることができておらず、

安心感がないまま、自分に自信がないまま状態でした。

この体験を通して、不登校の本当の解決は「学校に行く」ではないと実感しました。

親が不登校の悩みから脱出するには「自己受容」

学校に行く、行かないよりも、一番大切なのは、親の「自己受容」でした。

自己受容とは、「ありのままの自分」を受け入れることです。

私は、学校に行けないことをダメだと評価して、

受け入れていない状態だから苦しかったんです。

自己受容とは、ネガティブな感情を受け入れることでもあります。

さらに、当時の私は

ネガティブな感情を我慢、自分が頑張らなきゃ、という

自己犠牲の状態で、子どもをなんとかすることが優先でした。

自分の事を後回しにして、結果を出したい（学校に行ってほしい）。

でも子どもって、他人だからコントロールできるわけありません。

そりゃ、イライラしたり、苦しいはずです、、

私は、自己受容を育むことで、

• コントロールできることに集中する（自分の事）
• 自分の気持ちを認める・許す
• 自分のやりたいことを許可する

こうしたアクションの積み重ねることで、自分の心に余裕がうまれました。

そして徐々に、子どもの事を信じ、任せることで、

子どもは自ら考えて行動する、ということができるようになっていきました。

子どもが不登校から脱出するには？

子どもは不登校になった時点で、心と身体が疲れているので

まずは、心身を休ませることが大切です。

そんな時に親が一方的に、復学させようとする気配を感じたら、逆効果だと思いませんか？

もちろん、タイミングをみて、子どもの意見を聴きながら、話し合うことは大切です。

そして、学校や社会とつながるには、3つのポイントを

抑えていることが必要だと感じます。

• 心と身体の安心感（元気）がある
• 意欲がある（チャレンジ力、自制心など）
• 環境が合っている（得意・苦手を理解している上で）
  
  親子で信頼できる関係があった上で、家族のルールをみんなで守れる、やりたいことがある
  というイメージです。
  
  そして、この3つをサポートするためにも、
  
  親の心が安定していることが、何より大切だと感じます。

【まとめ】 学校に行かせることより、子どもの心身を休ませることが先

スダチのメソッドを使えば、復学できるかもしれません。

しかし、復学したら子どもが幸せになるかといったら、それは別問題です。

まずは、子どもの心身を休ませることを優先してくださいね。

そして、親自身も「不安なんだな。。」と、気持ちを吐き出せる環境を

持ってほしいです。

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